「高大連携教員育成プログラム」夏期集中講座として7月26日~28日に校内で実施した人権集中講座に続けて、8月4日には大阪大谷大学で集中講座を実施しました。
その模様について、ご紹介します。
【8月4日 大学集中特別セミナー】
大阪大谷大学で、大学の先生方による1コマ40分の講義を4つ受講しました。
1時間目 児童教育論(四辻伸吾准教授)
今の小学生の現状などを知るとともに、小学生の心理や特性について学びました。
2時間目 人権教育論(中島智子特任教授)
人権の歴史についての講義を受けました。
その中で、人権はすべての人が持っているもので、「自分事」として人権課題に向き合うことの大切さに気付きました。
3時間目 特別支援教育論(小田浩伸教授)
小学校の現状として、多様なニーズのある子供たちがたくさんいて、子どもたちの多くが何らかの支援を必要としているということを学びました。
その上で、共生社会の実現を目指し、多様性を尊重することが教育を行う上で重要であることを知りました。
4時間目 STEAM教育(竹歳賢一准教授)
産業革命以降の科学技術の発展の歴史や、大阪大谷大学の教育実践研究施設「STEAM Lab」についてのお話を通して、今後の教育における理数教育の重要性を学びました。
また、ScratchJrを用いた簡単なプログラミング体験を行いました。
生徒たちは熱心に講義を聞き、教員を目指すにあたって必要な知識や態度を学んでいっていました。
専門的な学びを高校在学中からスタートさせることができることは、大学での学びをスムーズに進めるためにとても有意義なことだと考えています。
特に今回、大学の講義室で大学の先生から講義を受けることで、より一層、学びにむけての意欲を高めていくことができたようでした。