7月9日 金曜日
2年生を対象に大阪大谷大学の見学会を実施しました。
この大学見学は、本校と大阪大谷大学の「高大連携」の取り組みの一環として実施したものです。
午前中の特別授業を受けたあと、貸切バスに乗り込み大阪大谷大学へ。
はじめて大学という場所に行った生徒も多く、大学の敷地に一歩踏み入れるやいなや、
高校とは異なる雰囲気に「大学生になりたい」という思いを強めていました。
大学担当者からの説明を受けたあと、大学食堂で昼食をいただきました。
コロナ禍で様々な行事が中止・延期とならざるを得ない中、
2年生にとっては校外に出てクラスみんなで一同に会して食事を頂く初めての機会でしたが、
友達と楽しく食べたい気持ちをぐっと抑えて「黙食」を行いました。
昼食後、それぞれの希望に応じた10の講座に分かれて、授業体験を行いました。
90分という長い時間の授業、昨日までの期末考査で少し疲れた様子を見せていた生徒もいましたが、それぞれの分野の専門家である大学の先生方の授業を熱心に受けていました。
新型コロナ感染拡大対策として、各大学オープンキャンパスの参加者を制限していたり、規模を縮小しています。
今回、大学生が授業などを受けている平日に訪れ自分の肌で雰囲気を感じたりできたことは、とても貴重な体験となったと思います。
こういった本校の「高大連携」という強みを活かしながら、生徒一人ひとりが自らの進路について主体的に考え、自らの進路を切り拓いていってくれることを期待しています。
大阪大谷大学を訪れる中で、本校より内部進学制度を利用して進学した卒業生が何人も声をかけてくれました。
本校で培った「報恩感謝」の心を大学でさらに深め、心豊かな大学生となっていることを大変頼もしく感じるとともに、本校3年間と大学4年間(6年間)の学びを通して一人ひとりの中に「報恩感謝」の心が着実に根付いていくことを改めて感じました。
※高大連携の取り組みについて
本校と大阪大谷大学は、内部推薦制度に加えて、「大谷学園薬剤師育成プログラム(9年一貫)」「大谷学園教員育成プログラム(7年一貫)」の2つのプログラムを用意して、9年間・7年間の学びにより、建学の精神である「命尊び報恩感謝の心を持つ」薬剤師・教員を育んでいます。
今年度は、薬剤師育成プログラムの1期生が進学し、学びを進めています。